企画営業 T.M
新卒
2006年入社 経済学専攻営業を担当しています。営業といっても、出来合いの商品の販売や御用聞きタイプなどいろいろスタイルがあります。自動車メーカーの系列企業では営業部門がないところもありますが、独立系である当社の場合は特定のお客様に向けて企画提案を行い、一緒になって製品開発をしていくというケースがほとんどです。そこで当社の営業は、社内の各部門をひとつにまとめ、企画提案から製品の完成までずっとチームをリードする、プロデューサーの役目を担っています。
自動車の開発は、新車が発売される何年も前から始まります。その段階から関わっていくため、一案件の受注までには1年以上かかることも珍しくありません。ですから、その間に社内のチームでじっくりと提案内容を揉んだり、お客様からのフィードバックをとことん検討したりと、自分が納得するまでじっくり取り組むことができます。
また当社は業界内の情報を得やすい立場にあるので、自動車メーカーや競合他社の動きを慎重に分析することで、提案内容により戦略性を持たせることも可能です。そうやって、ありとあらゆる「勝てる要素」を盛り込んだ見積りで無事受注を勝ち取り、チームのみんなと固い握手を交わす瞬間が、第一の喜び。そしてチーム一丸となって製品を完成させ、お客様からいただいたOK評価の知らせをみんなに伝える時が第二の喜びです。
でも、何よりもやりがいにつながっているのは、当社の成長のために受注したいかにも難しそうな図面を前にして、なんだかんだと文句を言いながら目を輝かせている、そんな仲間たちと一緒に成長していけることですね。
協和工業のように技術力で勝負している会社にとって重要なことは「この会社の技術が欲しい」とお客様に思っていただき続けることです。そのためには、お客様が欲しいと思っているタイミングで、欲しいと思っている技術を提示する必要があります。
そのタイミングを見極めるのは営業の情報力ですが、見せられる技術は社内の協力が不可欠。そんな時、「こんな開発をしようとしているお客様がいる」と社内に声を掛けるだけで、みんなが意見を持って集まってきてくれるのは協和工業の大きな強みです。
もちろん社内の協力に全面的に頼っていては、お客様の信頼を得ることはできません。しかし、そんな仲間の存在を常に背中に感じながら営業できることは、大きな安心である同時に、協和工業社員としての誇りです。
私が思う協和工業で働く面白さは、「自分たちの目指したい会社像を自分たちで描き、実現できる」こと。さらに、その会社づくりに社員が参画できることだと思います。どんな仕事を取りたいか、どんな設備を導入したいか、どんな工場にしていきたいか、どんな仕事のやり方にしたいかなど、社員が会社にどんどんと提案するスタイルなのです。
中小企業だから経営者との距離が近く、コミュニケーションの頻度が高いため、会社の意思決定のサイクルは非常に早い。各部門のつながりが強いから全社で動き、変化するスピードも早い。それが毎日の仕事の活力や、次なるモチベーションにつながっていると思います。
今、まさに、カーボンニュートラルや脱炭素といった世の中のニーズに、協和工業の超ハイテンや軽量化の技術が貢献できるタイミングです。それは日々、お客様からの声を聴く中で、どんどんと具体的になっています。このチャンスを成果につなげられるかは私たち営業の力次第。正直、プレッシャーもありますが、関係部署とともに話を重ねれば重ねるほどに、自分たちの成長の姿にワクワクしています。
このワクワク感を支えているのは、自分も会社づくりに参画しているという、すごく前向きな気持ちです。やらされ仕事だったら、こんな気持ちにはならないと思います。この会社では誰もが「この企業スタイルで成功したい」と思っています。ある意味、ベンチャー企業のようなマインドがあります。
当社の営業は見積りを出して受注すればそれで終わりということはなく、製品が無事に納入されるまでずっと、お客様と社内チームの間でプロジェクトを後押しし続けます。直接ものを作らずとも、ものづくりの喜びや達成感をチームと共有できる、そんなポジションです。自分たちの製品や技術に誇りを持ち、熱い想いとともに仕事に打ち込みたい方に、ぜひ注目していただきたいですね。
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