社員の声

40代に差し掛かったころ、
「もう一段ステップアップしたい」と転職を決意。
業界でも最難関の技術領域で専門性を深めています。

金型設計 H.M

キャリア

2021年入社

現在の仕事内容を教えてください。

プレス成型の解析と金型設計、そして、金型のトライと玉成(ぎょくせい)ですね。玉成というのは、設計通りにプレス製品が成形されるように金型を仕上げていくことです。

もう少し具体的に言うと、客先から次期に製造する情報が来たら、その部品の形状を作るために必要な工程を踏まえてモデリングをします。そのデータを使って解析を行い、まず解析上で要求精度を実現します。精度が出たら、次はそれを実際の金型の設計に折り込みます。

この中で一番重要な工程が解析です。データ上で要求精度に近づけた上で、金型設計に反映し、あとは現場で調整しながら精度を出すというやり方をしています。ここが一番難しいところですが、一番面白さを感じるところでもあります。

同業他社から転職されたと聞きましたが、入社を決めた最大の理由は何でしたか?

他社に勤めていた30代のころから「このままここで働いていていいのかな」という気持ちが徐々に芽生えていました。40代に差し掛かったころから「可能であれば、もう一段ステップアップしたい」と思い始めたのです。ホームページで協和工業を見つけて、内容を熟読して、すごくいい会社だなと感じました。その時の募集職種は主に順送プレス金型の設計で、自分は経験がなかったのですが、挑戦してみたいという気持ちが湧いてきました。

最初、協和工業と出会った時、どんな印象を持ちましたか。

挑戦する気概というのをすごく感じました。社員全員が一丸となって、会社をとにかく良くしていこうとしていることを感じたので、ここなら自分を磨きながら上を目指せると思ったのです。実際に応募して面接を受けて、役員の話を聞くと、その思いはさらに強くなりました。転職を決めるのに時間はかかりませんでしたね。

入社して1年、仕事は順調ですか?

まだまだ自分の力が足りないということを痛感しています。金型の知識とか、解析の仕方とか玉成の方法とか、自分がこれまでに身に付けてきた以上のものがここにはあります。勉強することがとても多く、ここでキャリアを重ねていけば、自分のスキルアップができると感じています。

これからやってみたいことは何でしょうか?

今やっていることの専門性をとにかく深めていきたいですね。精度を出せる解析や金型設計です。量産中に問題が発生しない金型が設計できるようになるのが目標です。

金型のトライで目標とする精度を出すためにはトライ調整を繰り返すのが普通です。

ところが協和工業のトライ回数は衝撃を覚えるほどに少ない回数で要求精度を実現できていました。解析精度の高さと金型設計のノウハウが、完成した金型に凝縮されていると感じ、こういう環境に身を置くと、とにかく自分も専門性を深めなければと思います。

それと、不思議なんですが、これだけ仕事をやり込んでいるのに、「やらされ感」が全くない。自分たちの意志で「納得いくまでやり切りたい」という思いが湧き上がってきます。関係部署の人たちもどんどんと意見してくれるし、協力してくれる。ホームページに書いてあったスクラムトライの姿勢が日常的にそこかしこに生まれていて、「嘘じゃなかった」としみじみ感じています。この歳からでも、自分も負けてられないとか、もっと成長したい、力になりたいって思わせてくれて本当に良かったと思っています。

協和工業に適した人はどういう人でしょうか。

技術者として自分を向上させたい人、成長していきたい人、力を試したい人。協和工業にはそういうチャレンジできる場がいっぱいあリます。会社を大きく発展させながら自己実現も図れる場所です。そういう方は、是非来てください。

ご覧のブラウザでは当ウェブサイトを適切に表示できない可能性があります。恐れ入りますが、最新のGoogle Chromeでご覧ください。

Google Chromeからご覧になる場合には、ここをクリックしてください。