社員の声

最先端の設備とチームプレーが支えるものづくり。知れば知るほど、全部がつながっていることがわかる。
この奥の深さがわかると面白くなってきます。

製造 H.T

新卒

2004年入社 機械工学専攻

現在の仕事の内容と面白さを教えてください。

私が所属する製造部では、プレス加工で自動車部品を製造しています。

扱う製品は実にさまざまで、しかも小ロット。1つの機械につきっきりになるわけではなく、1人が複数のプレス加工機を担当して、1機につき1日に5~6製品を製造していきます。そのため、「この製品はあと何分で終わるから、次はこれを準備して」などと段取りを考えながら、職場の仲間と協力して効率よく仕事を進めています。

1つのラインで同じ製品を作り続ける仕事とは違い、自分の作業や全体を見渡しながら工夫していく必要があります。だからこそ変化があって飽きないし、面白いと感じます。

私が作業するプレス加工機は最大で800トン。協和工業のようにシートデバイス部品のプレスメーカーでこのクラスのプレス機を導入しているのは全国的にみても珍しい。最先端設備に携われるチャンスがあるというのは、ものづくりや機械いじりが好きな人には魅力だと思います。

どんな風にキャリアアップしたいと思っていますか?

職場経験を積むと、監督者から管理者にステップアップするのが一般的なキャリアパスだと思います。ですが、私は主査として職場の監督業務をやりながらも、ものづくりや機械いじりから離れたくなかったので、設備保全の仕事にもチャレンジさせてもらいました。監督職と専門職の二足のワラジを履くことになったわけですが、そんなチャンスをくれるのも協和工業の良いところだと思います。

現在では、職場にある全設備の日常的な点検から突発的なトラブル対応、新規設備の導入対応など、まかせてもらえるエリアも広がっています。職場の仲間が困っているトラブルを解決してあげて、喜んでもらえる時は、プレス加工とは違ったやりがいを感じます。

これから何かやりたいことはありますか?

今、一番興味があるのは、「からくり改善」です。からくり改善とは、重力などの自然エネルギーや、歯車やてこの原理などを用いて、職場の生産性や安全性を高めていく改善の方法です。環境にも優しくてコストもかからない、だからこそ知恵の出しどころです。

社内には、全国的なからくり改善の展示会に何度も出展した経験のある、すごい技術をもった師匠がいて、その方の指導を受けながら、からくりの構想や実際にからくり設備を作り上げるスキルを磨いています。

からくり改善の視点で職場を見ていると、実際にプレス加工に携わっている時には気づけなかった動きのムダや、やりにくい作業、体力的に負担が大きい作業が見えてきます。設備保全の経験もそうですが、ものづくりって、いろいろな角度から見たり、考えたりすることができるようになると、すべてがつながっていることがわかってきます。

人によって得意不得意があるから、すべてができる必要はありません。でも、こうしたものの見方や考え方を共有し、互いの強みを生かしたスキルアップを実現して、全員で協力して、もっと良いものづくりができる職場にしていきたいと思います。

新卒の学生が、協和工業に入社したいと言ってきたら、自分の経験を踏まえて何とアドバイスしますか?

私もこの会社に入って、いろいろやらせてもらえるようになってから気づくことが多かったです。自分がこんなことに興味を持つんだとか、こんなことが得意なんだ、とか。この会社にいることで、自分の成長を後押ししてもらっているような感じがしています。

だから、今はまだ自分のやりたいことがハッキリと見えていなくても、そんなに心配する必要はないと思います。周りの人たちがすごく助けてくれるので、安心して仕事できますから、まずは、やってみて、やりながら自分に合った目指す方向を一緒に考えていけば良いと思います。面白い会社ですよ。

ご覧のブラウザでは当ウェブサイトを適切に表示できない可能性があります。恐れ入りますが、最新のGoogle Chromeでご覧ください。

Google Chromeからご覧になる場合には、ここをクリックしてください。