KYOWA TECHNOLOGY
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自動車の車体に占めるハイテン材の使用比率は平均40%と言われます。これが60%まで高まると、燃費は約4%向上し、日本全体でガソリン220万キロリットルに相当するエネルギーの節約につながる(注1)、という報告もあります。いずれにせよハイテン技術が地球環境に及ぼすプラスの影響力は注目に値するものです。
材料製造時の温室効果ガス排出量 (Kg/CO2e)
等価部品機能あたりの温室効果ガス排出量 (Kg/CO2e)
ライフサイクルにおける温室効果ガス総排出量 (Kg/CO2e)
生産時の温室効果ガス発生が1/8になるという報告もあります。
温室効果ガス排出量
協和工業は過去20年にわたって超ハイテン冷間プレス技術に取り組み、主に自動車のシート部品に採用されています。現在ではシート部品の新規受注のほぼ100%をハイテン、超ハイテン技術で対応しており、この分野の需要の高さを感じています。今後も超ハイテンプレス技術の一層の発展に取り組み、自動車だけでなくさまざまな業界の課題に対応していきます。
協和工業が得意とする超高張力鋼板、通称“超ハイテン”。その加工技術が今、自動車業界で大きな注目を集めています。静岡大学大学院で塑性加工を研究する早川邦夫教授と、当社内で金型製造技術の高度化に取り組んできた責任者に超ハイテン技術の未来とその魅力について聞きました。
注1 https://ieei.or.jp/2016/07/special201310_01_029/2/
注2 World Auto Steel:「Life Cycle Assessment: Good for the Planet, Good for the Auto Industry」を元に作成
注3 Comparing Material Usage in Production Vehicle Efficient Designs - WorldAutoSteelを元に作成
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